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柔らかい食べ物ランキング30選|やわらかい順の一覧と選び方

柔らかい食べ物一覧
「歯の治療中で、かたいものが食べられない」 「親の入れ歯が合わなくて、食事に困っている」 「親知らずを抜いたあと、何を食べればいい?」 そんなときに食べられる、やわらかい食べ物を紹介します。 この記事では単に並べるのではなく、やわらかい順に4段階へ並べ替えた表を用意しました。同じ「やわらかい食べ物」でも、歯ぐきでつぶせるものと、まったく噛まなくていいものではまるで違うからです。まずはそこから見てください。

柔らかい食べ物ランキング|やわらかい順に4段階

「やわらかい」と一口に言っても、程度はさまざまです。そこで公的なものさしを使って並べ替えてみます。 介護食のパッケージに付いているユニバーサルデザインフード(UDF)という表示をご存じでしょうか。日本介護食品協議会が定めたもので、かむ力・飲み込む力の目安によって4段階に分かれています。
区分 かむ力の目安 飲み込む力の目安
容易にかめる かたいものや大きいものはやや食べづらい 普通に飲み込める
歯ぐきでつぶせる かたいものや大きいものは食べづらい ものによっては飲み込みづらいことがある
舌でつぶせる 細かくてやわらかければ食べられる 水やお茶が飲み込みづらいことがある
かまなくてよい 固形物は小さくても食べづらい 水やお茶が飲み込みづらい

キユーピー「やさしい献立」の区分表記をもとに作成しました。

この4段階に沿って、身近な食べ物を並べ替えたのが下の表です。下にいくほどやわらかくなります。
やわらかさ 食べ物の例
1. 容易にかめる うどん/リゾット/ハンバーグ/煮魚/オムレツ/ポテトサラダ/完熟バナナ/シフォンケーキ
2. 歯ぐきでつぶせる お粥/煮込みうどん/絹ごし豆腐/かぼちゃの煮物/半熟卵/やわらかく煮た大根/桃のコンポート
3. 舌でつぶせる 全粥/茶碗蒸し/マッシュポテト/裏ごしかぼちゃ/プリン/ヨーグルト/すりおろしりんご
4. かまなくてよい ポタージュ/ミキサー粥/ムース状の介護食/ゼリー/とろみをつけた飲み物

※UDFの区分を目安に当サイトで分類したものです。市販品に表示された公式の区分とは異なる場合があります。実際に介護や療養で使う場合は、パッケージの表示を確認してください。

自分(または家族)がどの段階なのかが分かると、選ぶものが一気に絞れます。歯の治療中で一時的にかたいものが食べにくいだけなら1〜2で十分ですし、飲み込む力まで落ちているなら3〜4から選ぶ必要があります。
4の「かまなくてよい」に当てはまる場合は、むせや誤嚥に注意が必要な段階です。自己判断で進めず、かかりつけの医師や歯科医師、管理栄養士に相談してください。

市販の宅配食にも、同じような段階があります

毎日の食事として続ける場合、この段階分けを自分でやるのはなかなか大変です。実は市販の宅配食にも、同じようにやわらかさで分かれているものがあります。 たとえばウェルネスダイニングの「やわらか宅配食」は、冷凍で届くタイプで3段階に分かれています。上の区分と重ねると、おおよそこんな対応になります。
上の表の段階 宅配食の段階 やわらかさの目安
1〜2(容易にかめる・歯ぐきでつぶせる) ほどよくやわらか お箸ですっと切れる
3(舌でつぶせる) かなりやわらか お箸で簡単にほぐせる
4(かまなくてよい) ムースやわらか スプーンでつぶせる

※やわらかさの表現は公式サイトの記載(2026年9月時点)。左列との対応は、目安として当サイトで並べたものです。

価格は7食セットで税込5,508円から(1食あたり約790円から)。段階によって多少変わります。 正直に言うと、1食790円は自炊よりは高いです。ただ、やわらかく煮て、つぶして、形を整えて、を1日3回続ける負担を考えると、昼だけ置き換えるといった使い方なら現実的だと思います。全部を任せる必要はありません。

柔らかい食べ物一覧

うどん
主食 ・お粥 ・パン(ソフト) ・リゾット ・うどん ・ポレンタ
副菜 ・サラダ ・卵料理 ・お浸し ・ポテトサラダ ・煮物
おかず ・豆腐料理 ・煮魚 ・ハンバーグ ・カレー ・煮物
汁物 ・トマトスープ ・かぼちゃのポタージュ ・コーンポタージュ ・ワカメスープ ・シチュー
果物 ・バナナ ・桃 ・みかん ・ぶどう ・メロン
デザート ・プリン ・ケーキ ・ヨーグルト ・アイスクリーム ・羊羹

柔らかい食べ物|主食

柔らかい食べ物 お粥 主食として柔らかい食べ物を選ぶ場合は、以下のようなものがおすすめです。
  • お粥:水分が多くて消化しやすく、栄養も豊富です。塩や味噌で味付けしたり、具材を加えたりしてアレンジできます。
  • パン(ソフト):焼きたてのパンはふわふわで柔らかくて美味しいです。ハードタイプではないロールパンなどがおすすめです。
  • リゾット:米をバターやチーズで炊き上げたイタリア料理です。クリーミーで濃厚な味わいが特徴です。野菜や肉などを加えて栄養バランスを整えましょう。
  • うどん:柔らかくて喉ごしも良いです。だし汁やスープで味付けしたり、具材を入れたりして食べましょう。
  • ポレンタ:コーンミールを粥状に煮たイタリア料理で、お粥に近い料理です。普通の柔らかい主食に飽きた人はぜひ試してみてください。

柔らかい食べ物|副菜

柔らかい食べ物 煮物 副菜として柔らかい食べ物を選ぶ場合は、以下のようなものがおすすめです。
  • サラダ:生野菜のままだと噛み切りにくいので、この記事の目的で選ぶなら必ず茹でるか蒸してください。加熱すればぐっとやわらかくなります。ドレッシングやマヨネーズで味付けしたり、チーズなどを加えたりして食感や風味を楽しみましょう。
  • 卵料理:卵はタンパク質が豊富で柔らかくて美味しいです。目玉焼きやスクランブルエッグ、オムレツなどの簡単な料理から、プリンやカスタードクリームなどのスイーツまで幅広く作れます。
  • お浸し:野菜や豆腐などを茹でて冷水にさらした後にだし汁や醤油で和えた料理です。シンプルでさっぱりとした味わいが特徴です。胡麻や青じそなどをトッピングして香りをプラスしましょう。
  • ポテトサラダ:じゃがいもを茹でてマッシュした後にマヨネーズやヨーグルトで和えたサラダです。柔らかくてクリーミーな食感が特徴です。にんじんやきゅうりなどの野菜やハムなどの肉を入れて彩りや栄養を加えましょう。
  • 煮物:野菜や肉や魚などをだし汁や醤油やみりんなどで煮込んだ料理です。煮ることで柔らかくなり、味もしみ込みます。煮汁も一緒に食べると美味しいです。

柔らかい食べ物|おかず

柔らかい食べ物 スクランブルエッグ おかずとして柔らかい食べ物を選ぶ場合は、以下のようなものがおすすめです。
  • 豆腐料理:豆腐は柔らかくて優しい味わいが特徴で、タンパク質やカルシウムも豊富です。味噌汁や冷奴、麻婆豆腐など様々な料理に使えます。
  • 煮魚:魚は煮ることによって柔らかくなり、食べやすくなります。身がほぐれるので、骨さえ取り除けば噛む力が弱い方でも食べやすい一品です。
  • ハンバーグ:柔らかくてジューシーな食感が特徴。ソースやチーズで味付けしたり、野菜や卵を添えたりして食べましょう。
  • カレー:スパイスやハーブで香り付けしたルーに野菜や肉などを入れて煮込んだ料理です。辛さや甘さ、コクや旨みが特徴です。ご飯やパンと一緒に食べると美味しいです。
  • シチュー:水やだし汁に野菜や肉や魚などを入れて煮込んだ料理です。温かくて体に優しい味わいが特徴です。クリームスープやコンソメスープ、トマトスープなど様々な種類があります。

柔らかい食べ物|汁物

柔らかい食べ物 スープ 汁物は、水分が多くて温かいので、柔らかい食べ物の代表格です。汁物には、スープやシチュー、お粥や雑炊などがあります。汁物は、具材や調味料を変えることで、さまざまな味や栄養を楽しむことができます。汁物のおすすめは、以下の通りです。
  • トマトスープ:トマトの酸味とクリームのまろやかさが合わさった味わいです。裏ごしタイプを選べば固形物がほとんど残りません。
  • カボチャのポタージュ:カボチャの甘みとバターのコクが合わさった濃厚な味わいです。とろみがあるぶんむせにくく、汁物のなかでも食べやすい部類に入ります。
  • コーンポタージュ:その名前の通り、コーンを主成分としたクリーミーで滑らかなスープです。豊かな黄色が特徴で、甘みが強いアメリカンコーンを使用すると、その色鮮やかさと甘みが一層引き立ちます。
  • ワカメスープ:軽やかな日本のスープです。ワカメのほんのりとした海の香りと、出汁のうまみが特徴。身体を温めるだけでなく、ワカメに含まれるミネラルや食物繊維も体に優しいです。豆腐などを加えるのもおすすめ。
  • シチュー:シチューは、具材が柔らかく、ルーが濃厚でクリーミーなのが特徴です。野菜もたっぷり入れてボリューム感を出します。スパイスを加えてアレンジしたり、チーズをトッピングしてもおいしいです。

柔らかい食べ物|果物

柔らかい食べ物 果物 果物は、水分や糖分が豊富で、ビタミンやミネラルなどの栄養素も多く含まれています。果物は、生で食べるだけでなく、ジュースやスムージー、コンポートやゼリーなどに加工することもできます。 柔らかい果物のおすすめは、以下の通りです。
  • バナナ:果物のなかでは飛び抜けてやわらかく、フォークの背でかんたんに潰せます。皮をむくだけで食べられる手軽さも助かりますね。
  • 桃:完熟したものは生でも十分やわらかいです。かたい場合はコンポートにすると、ぐっと食べやすくなります。
  • みかん:薄皮が気になる場合は、むいてから出すか、ゼリーに寄せると食べやすくなります。
  • ぶどう:種なしで皮ごと食べられる品種を選ぶと手間がかかりません。ただし丸のままは喉に詰まりやすいので、半分に切って出してください。
  • メロン:完熟したものは果肉がとろけるようにやわらかく、スプーンですくって食べられます。

柔らかい食べ物|デザート

柔らかい食べ物 デザート デザートとして柔らかい食べ物を選ぶ場合は、以下のようなものがおすすめです。
  • プリン:滑らかで濃厚な味わいのプリンは、柔らかいデザートとしても王道です。プリンは、カラメルソースや生クリームをかけるとさらに美味しくなります。
  • ケーキ:ケーキにはさまざまな種類がありますが、柔らかい食べ物としてはスポンジケーキやシフォンケーキがおすすめです。
  • ヨーグルト:歯がなくてもそのまま食べられます。かたいフルーツを混ぜると意味がなくなるので、トッピングするならやわらかいものを選んでください。
  • アイスクリーム:その滑らかさと豊富なフレーバーバリエーションが魅力。バニラ、チョコレート、ストロベリーなどの基本のフレーバーから、季節限定や地域限定のものまで幅広いです。アイスクリームはそのままスプーンで食べる他、パフェやアイスサンデー、フロートなど、アレンジメニューも豊富です。
  • 羊羹:日本の伝統的な和菓子の一つで、あんこを練り合わせて作られます。ゼリーのような柔らかく、ぷるぷるとした食感が特徴です。

「世界一柔らかい食べ物」は何?

「世界一柔らかい食べ物」で調べる方も多いのですが、そういう公式な認定やランキングは存在しません。かたさを測る万国共通のものさしがないんですね。 そのうえで答えるなら、先ほどの区分でいちばん下、「かまなくてよい」に当たるものということになります。具体的にはムース状の介護食、ゼリー、ポタージュ、ミキサーにかけたお粥あたりですね。 身近な食べ物にしぼるなら、絹ごし豆腐・プリン・茶碗蒸しあたりが候補になると思います。どれも舌で押すだけで崩れますし、噛む動作がほとんどいりません。 ただ、やわらかければ安全というわけではないのが難しいところです。ゼリーやムースは、まとまりがあってつるんと飲み込めるぶん、勢いよく喉に入ってむせることがあります。やわらかさと飲み込みやすさは別の話、と覚えておいてください。

食材を柔らかくする調理法

圧力鍋 食材を柔らかくするための調理法をいくつかご紹介します。

1. 煮物

食材をじっくりと時間をかけて煮ることで、食材自体が柔らかくなります。特に肉や野菜は、長時間煮込むことで硬さが和らぎます。 : 豚の角煮、野菜の煮物など

2. 蒸し料理

蒸気を利用して食材を加熱する方法です。食材が直接火に触れないので、やわらかく仕上がります。 : 蒸し鶏、蒸し野菜、魚の蒸し物など。

3. 低温調理

低い温度で長時間加熱する方法で、肉などの食材の内部まで均一に火を通すことができます。これにより、食材がしっとりとして柔らかく仕上がります。 : ローストビーフやチキンなど。

4. 圧力調理

圧力鍋を使用して、高圧下で食材を調理する方法です。これにより、短時間で食材を柔らかくすることが可能です。 : 圧力鍋で作るビーフシチューやポークカレーなど。

5. マリネ

食材を一定時間液体や調味料に漬け込むことで、食材を柔らかくします。特に肉は、酸味を持つ調味料でマリネすると、たんぱく質が分解されて柔らかくなります。 : 酢やヨーグルトでマリネしたチキンやビーフなど。

6. パウチ調理

食材をパウチやラップに密封して水や蒸気で調理する方法です。水分が逃げにくいため、食材が柔らかくジューシーに仕上がります。 : 魚や鶏肉のパウチ調理など。

7. 細かく切る、叩く

肉を細かく切ったり、肉叩きで叩くことで、筋繊維を切断し、柔らかくします。 : ステーキの前処理、鶏肉のたたきなど。 これらの方法は、食材や料理、そして目的に応じて選ぶと良いでしょう。

目的別・どこから選べばいい?

同じ「やわらかいものが食べたい」でも、理由によって選ぶものは変わります。
状況 目安の段階 選び方のポイント
親知らずを抜いた直後 3〜4 熱いもの・刺激物を避ける。ストローで吸うのも傷口に負担がかかるので控える
歯の治療中・仮歯 1〜2 一時的なので普段の料理を煮る・蒸すで対応できる
入れ歯が合わない 2〜3 かたいものより繊維が多いものが苦手。葉物や薄切り肉に注意
高齢の家族の食事 2〜4 毎日続くので、市販の介護食や宅配食と手料理を組み合わせるのが現実的
飲み込みにくさがある 3〜4 やわらかさよりまとまりやすさ・とろみを優先する
一時的な用事なら、この記事の一覧と下の調理法で十分しのげます。毎日続く場合は、作る側の負担が問題になってきますので、市販品との併用を考えたほうが長続きします。 毎日続く場合は、段階を選べる宅配食を1食だけでも挟むと、作る側がかなり楽になります。 売り場や選び方については介護食はどこで売ってる?、やわらか食とソフト食の違いはやわらか食とソフト食の違いで詳しく扱っています。

まとめ

柔らかい食べ物を種類別に一覧で紹介しました。
主食 ・お粥 ・パン(ソフト) ・リゾット ・うどん ・ポレンタ
副菜 ・サラダ ・卵料理 ・お浸し ・ポテトサラダ ・煮物
おかず ・豆腐料理 ・煮魚 ・ハンバーグ ・カレー ・煮物
汁物 ・トマトスープ ・かぼちゃのポタージュ ・コーンポタージュ ・ワカメスープ ・シチュー
果物 ・バナナ ・桃 ・みかん ・ぶどう ・メロン
デザート ・プリン ・ケーキ ・ヨーグルト ・アイスクリーム ・羊羹
ぜひ参考にしてみてください。

あわせて読みたい:噛む力が弱くなった人の食事ガイド|市販・宅配・選び方の全体地図

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食の情報メディア「Bon-appetit」運営者。2020年6月の開設から6年、「どこで売っているか」「まだ売っているか」という身近な疑問を調べ続けています。メーカーの公式情報を最優先し、分からないことはお客様相談窓口へ直接問い合わせ、売り場は実際に店舗を回って確認する——という手順で記事にしています。「探したけれど置いていなかった」という結果も、無駄足を防ぐ情報としてそのまま掲載しています。